WordPress ブログ記事が増殖すると共に古い記事や記事に貼付けたリンクが「リンク切れ」を起こしてしまう、ことも多いのではないかと思いますが、ページの量が膨大に膨れ上がってくると、それらページに対して個々にリンク切れを確認するのはかなり苦しい作業になります…。
そんな時に便利なプラグインが Broken Link Checker です。
Broken Link Checker は、WordPress ブログ内の投稿記事やページでリンク切れをチェックすることが出来ると共に、リンク切れが発生したら通知してくれる便利な機能も備えています。
今までは Google Webmaster Tool を使ってリンクエラーなどを管理していましたが、WordPress 管理画面内で必要最低限のリンクチェックを出来るために、最近はこのプラグインを重宝しています。
(1)Broken Link Checker のインストール
以下のページから最新版のプラグインを入手するか、WordPressの管理画面より Broken Link Checker を検索し、インストールして有効化します。(2)Broken Link Checker の設定 – 一般
まずは最初に「一般」の設定を行います。基本的にはデフォルト設定のままで問題ないと思います。
ステータス: | 現在のリンクステータスをダイジェスト表示。 |
---|---|
各リンクをチェック: | リンクのチェック時間を設定。デフォルトは「72時間」ごと。 |
メールで通知: | 新たに検出されたリンクエラーに関してメール通知を受ける場合はチェック。 |
リンクの調整: | これはまだ分かりませんが、デフォルト設定のままで良いと思います。 |
(3)Broken Link Checker の設定 – リンクチェック対象
続いて、リンクチェック対象を設定します。リンク切れチェックを確認するためのリンク対象は以下の通りで、設定次第でサイト内のほぼ全てのリンクをカバーできます。
カスタムフィールド
コメント
ブログロール
ページ
投稿
コメント
ブログロール
ページ
投稿
「リンクチェックする記事のステータス」も設定できますが、ここは「公開済み」だけでも良いような気がします。
(4)Broken Link Checker の設定 – リンクの種類
リンクの種類の設定です。デフォルトでチェックが付いている「HTMLリンク」「HTML画像」だけで問題ないかと思いますが、動画リンクが多いサイトの場合は関連する動画にチェックを入れても良いかと思います。
HTMLリンク
HTML画像
プレーンテキストのURL
埋め込まれたVimeoの動画
埋め込まれたDailyMotionの動画
埋め込まれたYouTubeの動画
HTML画像
プレーンテキストのURL
埋め込まれたVimeoの動画
埋め込まれたDailyMotionの動画
埋め込まれたYouTubeの動画
(5)Broken Link Checker の設定 – プロトコル&API
プロトコル&API の設定です。ここも動画をメインで紹介しているサイトでなければ、「基本的なHTTP」だけのチェックで良いと思います。
基本的なHTTP
MediaFire API
MegaUpload API
RapidShare API
YouTube API
MediaFire API
MegaUpload API
RapidShare API
YouTube API
(6)Broken Link Checker の設定 – 高度な設定
「高度な設定」とありますので、特に設定が必要なければデフォルト設定のままで問題ないと思います。(7)Broken Link Checker の設定 – リンクエラーのチェック
プラグインを導入し、当記事を作成時点ではまだリンクエラーはありませんでしたので、結果としてはあまり参考にならないかもしれませんが…。リンクエラーが有る場合は「リンクエラーページ」にその一覧が表示されます。以下のステータスを確認できます。
リンクエラー
リダイレクト
すべて
リダイレクト
すべて
まだ調査し始めなので、何とも言えませんが、Google Webmaster Tool でのリンクエラーが Broken Link Checker リンクエラーには一部上がってきません。
確実にリンクチェックを実施していくには、やはり Google Webmaster Tool と Broken Link Checker を両方うまく運用していくしか無いかな〜…という印象です。
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